玄関に水害用の防災用品を置いておこう
日本は川がたくさんあるため、雨の降り方によってはひどい水害が発生するときがあります。
まずは住宅を守る必要があるでしょうし、さらにひどい状態のときは自分の身を守るための防災用品を用意しておく必要があるでしょう。
水の侵入を防ぐ止水板を用意しておく
人の生活に必要なものとして水があります。
家庭に送られる上水道や下水道がありますし、その他農業のための用水路などもあるかもしれません。
日常的にはほとんど水位が上がることはないのでしょうが、ひとたび大雨などが起きると大量の水を流さなくてはいけなくなります。
街中にも水が流れ出し、住宅を襲うときもあります。
玄関に水害用の防災用品を用意しておくと安心ですが、その一つとして止水板があります。
水が玄関辺りまでやってくると、何もない状態だとどんどん家の中に流れ込んできます。
住宅内が水浸しになって生活しにくくなりますし後片付けも大変になります。
止水板を設置しておけばその高さまでの水の侵入を防いでくれます。
あまり高いところまでの水位になるとどうしようもありませんが、床上少しに浸水する程度ぐらいであれば家の中への侵入は抑えられるでしょう。
水が入って来そうなところに設置できるように日頃から準備をしておきましょう。
水を吸うことで役割を果たす土嚢
川などの氾濫を防ぐために使うものとして土嚢があります。
専用の袋に土などを入れて置き、それを積み上げることで壁の役割を果たしてくれます。
単に土を置くだけだと水に流されてしまいますが、土嚢の状態にしておけば少しは塞き止める能力が高まります。
水害の時に役立ちますが、各家庭に水の侵入を抑えるために備えるべきかどうかは少し考えないといけません。
確かに水害の時には役に立ちますが、水害が起きなければ非常に邪魔な存在になります。
それを玄関などに置いておくとなると狭くしてしまいます。
土嚢のような役割をしてくれつつあまり邪魔にならないものがあるかですが、水害用の防災用品として便利な土嚢があるのでそちらを用意しておきましょう。
こちらは通常は比較的薄い袋上になっていて、それほど嵩張りません。
いざ水が迫ってきたときなどに必要なところに置いておくと、水をどんどん吸って一般的な土嚢のように膨らんできます。
そして水の侵入を防ぐ役割があります。
一般的な土嚢のように重たくないので、女性だけで暮らしているときでも簡単に設置することができるでしょう。
水位が上がったときに移動するためのアイテム
大きな川が氾濫を起こすと、その周辺の地域に一気に水が流れ込んできます。
つい数分前まで膝ぐらいの高さだったのに一気に胸元まで上がるときもあります。
玄関に用意しておきたい水害用の防災用品としては、水位が上がったときでも移動ができるアイテムです。
あまり広くないのであれば救命胴衣を用意しておきましょう。
釣りをする人や船に乗る人などが着るタイプで、水に浮く素材が使われています。
ひもを引っ張ると空気が入って浮き上がるタイプなどもあります。
置き場所がそれなりにあるのであればゴムボートがあるといいでしょう。
水位がそれなりに上がってくるとそのまま道路を歩くのは非常に危険です。
マンホールのふたが外れていたり用水路などがあるかもしれませんが、そこに足を入れるとおぼれてしまうかもしれません。
ゴムボートを置くのであればゴムボートを膨らませるためのアイテムも必要です。
徐々に水位が上がっているのであれば自宅内に水を入れないための防災用品を用意しましょう。
止水板であったり土嚢があると水の侵入を防げます。
さらに水位が上がると身の危険が出てくるので、水に浮くアイテムを用意しましょう。