防災用品を用意しておくメリット
9月1日は防災の日で、各地でイベントなどが行われます。
防災用品なども売られるので購入する人もいるかもしれません。
何となく買っておこうとしている人もいるかもしれませんが、用意するメリットが分かるとより必要性も高まるでしょう。
災害の多くは予測するのが難しい
地震は予知が難しいとされています。
最近は大きな揺れが起きる少し前に携帯電話にアラートが鳴るような仕組みはあります。
と言っても数秒前なのでできることといえば机の下に身を隠すぐらいでしょう。
これが10分前であればかなりできることが増えるのでしょうが、そこまでの情報が出せるにはしばらくかかるかもしれません。
台風などは地震に比べると早めの予測ができますが、徐々に被害が大きくなるのでどれくらい被害がひどくなるかの予測がつきにくいところがあります。
土砂崩れなどは音などの異変に頼らざるを得ず、こちらも起きてから対応するのが一般的です。
つまりは災害が起きたときにすぐに必要なものをかき集める時間はないと言えます。
防災用品を用意しておくメリットとして、予測が難しい災害に備えられる点があるでしょう。
リュックなどに必要なものを入れて玄関などに置いておけば、揺れが収まったときなどにすぐに非難ができます。
余震の被害を免れるかも知れません。
水害で水位が急に上がってきたときにもすぐに高いところなどに必要なものを持って避難をすることができます。
日常生活に近い生活が確保できる
災害が起きたと、それ以降日常生活を送るのが難しくなるかもしれません。
ライフラインがストップし、お店などもすべて閉まります。
鉄道なども動かず、自動車などが道路で渋滞を続けるかもしれません。
起きる前にはまさかこんな状態になるとはだれも想像しないでしょうが、災害はそのまさかを起こします。
日本の歴史においても多くの災害が人などに被害を与えています。
日常生活を送ることができなくても、何らかの形で生活をしていかなくてはいけません。
防災用品を用意しておくメリットとして、ないとに比べて日常生活に近い生活が確保できる可能性があります。
もしなければ食品なども手にできないので、配給などを待つしかありません。
でも防災袋などにちょっとでも食品を入れておけばそれを食べて過ごせるかもしれません。
下着などがないと着替えができなくて困るときがありますが、紙製の下着などを用意しておけば何とか過ごすことができるでしょう。
なければ同じ下着を何日も着続けなければいけなくなります。
徐々に日常生活には戻れるでしょうが、その間の生活をしやすくしてくれます。
用意する気持ちが防災意識を高める
9月1日は防災の日になっています。かつて関東大震災が発生した日で、そのときのことを忘れないようにと定められたようです。
その他1月17日は阪神淡路大震災が起きた日、3月11日は東日本大震災が起きた日として各地で防災に関するイベントなどが行われます。
普段平穏な暮らしをしているとなかなか災害の発生を想像することができませんが、防災の日などがあると多少は防災に対する気持ちを持てるようになるのかもしれません。
防災の日などの前には防災用品などがスーパーで売られたりします。
このときに用意しておくメリットとして、用意する気持ちを持ち続けられることが挙げられるかもしれません。
一度災害が起きるとそのときは用意しようと考えます。
でもその後何も起きないと中身のチェックなどもせず、災害のことを忘れた生活になります。
災害は忘れたころにやってくると言われますが、まさに何も準備をしていないと起きるのかもしれません。
でも用意をすれば将来的に起こらないとしても意識を持つことができます。
それを機会にして緊急時の連絡の方法や避難場所を確認することに、つなげられるでしょう。
自宅内にも災害時に必要なものはあるでしょうが、災害が起きたときに急に集められるわけではありません。
防災用品があれば予測できない災害にすぐに対応できます。
また多量なりとも避難時の生活を楽にする手助けになるでしょう。